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サツマビーグルのブログ村

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純血サツマビーグルのシカ猟 第1報

Posted on November 28, 2015 at 1:31 AM Comments comments (0)
平成27年度の狩猟が解禁となったが、当地徳島はぐずついた天気が続いている。11月15日は、例年通り、猟銃安全指導員として地元警察署の生活安全課員と猟野のパトールを行った。しかしあいにくの雨の為、日曜日の解禁にも拘わらずハンターは少なかった。雨が激しくなってきたので早々に解散となった。

今日は曇り空だが雨は降っていないので、久しぶりにシロー号とマレ号を連れて猟に出かけた。朝7時に自宅を出発し、猟場には7時30分に到着した。場所は、今夏に数多く訓練に通った場所である。ここのシカは追慣れしており、逃避能力も体力もあり、なかなか手ごわい相手だ。GPSマーカーを2頭に装着し放犬した。車から銃を取り出していると早くもシカを起し大声で追跡を開始した。GPS受信機を見ると何時ものコースを追っているが、真っ直ぐに大山を目掛けて猛スピードで追っている。犬との距離は1kmを超えている。暫くはGPS受信機を確認しながら、ゆっくりとタツマ(射場)に向かう。犬の声は全く聞こえない。さてどうするか???。。。2頭は久しぶりの山で元気よくシカを追っている様だ!。
GPS受信機を見るとシカは大きく迂回して大山の頂上を2度3度と回っている。この場所は非常に険しく犬にとって追跡が難しい・・・。シロー号も時折鳴きが途切れては追跡を繰り返している。時計を見るともう40分余り追っている。マレ号はそろそろ体力の限界だろう。。。
しかし、今日はシロー号から約50m程離れているが良く付いている。何時もならいそいそと帰り支度をする頃だが・・・。もう60分も経過している。。。GPSを見ると追跡を諦めたのか2頭がこちらに向かって来る。もしかして???・・・サツマビーグルが良く使うだんまり追跡(主人との距離が離れたら鳴きを中止して、シカの足を止めて反対側に回り主人が居る方向にシカを誘導すること:テツ号のお家芸)をやっているのか???。シロー号も1.3才で狩れない追跡を長くやって来たが、ここに来てやっとサツマビーグルの特性に目覚めたのか?・・・興味津々である。
マレ号は独り別な方向に足が伸びている。。。何か興味を引かれる臭いでも有るのか?。
シロー号はゆっくりとこちらに向かっている。暫くするとシロー号がオーン・・・オーンと何時もと違う鳴き方で超スローでゆっくりとこちらに向かって来る。おかしい・・・何時もと違う。。。
GPS受信機を見ていると距離は200m近くまで来ている。見渡しが良い場所に移動し暫く様子を見ることにする。すると少し上の法面に何かが動いた気配がしたので注意深く見ていると、何とゆっくりと牝シカが歩いている。距離は30m。。。今日は車までの距離もあり捕獲は諦め、急ぎスマホを取り出し撮影する。シャッター音に気付気付いたのかこちらをじっと睨みつけている。さらにシャッターを2回押したらゆっくりと姿を消した。シロー号は何時もの高速追跡を止めてオーンと間隔を空けてゆっくりと追い鳴きしながら私の前に来た。。。やはり先程の追い鳴きを止めて方向転換したのは、シカを主人の方に誘導するための「だんまり追跡」だったのか?。その後シカを見つけると超スローでゆっくりとオーンと鳴いては止めるを繰り返す。。。シカも走るのを止めてイヌの声に注意しながら、近づいてくると少し離れる・・・を繰り返し、私の処まで誘導されて来たのか???。もしそうとしたらテツ号と同じ猟芸である。シロー号を呼び「ヨシヨシ」と頭を撫でてやり引き綱に繋ぎマレ号の帰りを待つことにした。暫くしてマレ号が私の100m近くまで戻って来たとき、行き成り激しく大声を張り上げ何かを起し追跡を開始した。しかし5分程で私の近くに追い回して来た。おかしい!。先程シローが追っていた牝シカと思いきや、なんと2年ぶりに見るノウサギであった!。シカならともかくマレ号の実力ではノウサギの追跡は無理だ!。。。案の定10分程の追跡で大きな口を開けハーハー言いながら私の元に帰って来た。「偉いぞ!ヨシヨシ」と褒めちぎり・・・マレ号も喜んでいる様子であった。
今日は、久しぶりの猟であったが色々な発見があり、非常に楽しかった。
素晴らしい自然と愛犬に感謝したい!。。。シカ猟はこれからが本番である!!!。


写真1.向かって、左がシロー号(1.3才牡)、右がマレ号(10ヶ月牝)





























写真2.シロー号に誘導され(超スロー追跡)、私のすぐ近くに姿を現した牝シカ




































純血サツマビーグルのマレ号の猟野訓練 第4報

Posted on November 8, 2015 at 11:08 PM Comments comments (0)
11月2日の第3報で、マレ号の猟欲が約1ヵ月のブランクで元に戻っていたことを報告した。
この事を知ってか知らずか、何とその翌日に何かを起し約2分ほど追い鳴きした。。。まさか・・・本当にマレ号なのか???。半信半疑であったが、山を変えて山入させて見ると林道で何かの漂臭をキャッチし臭いの方向を確認するとスーとヒノキ林を下って行くと、行き成り大きな声で鳴きだした。。。先ほどの鳴きは本当だった!!!。GPS受信機をみると順調に追跡しているが何を追っているのか分からない・・・。するといきなりターンしこちらに向かって来る。まだ鳴いている・・・凄いぞマレ号!!!。すると先ほどのヒノキ林を雌シカが現れ、少し遅れてマレ号が追い鳴きしてやって来た。やはりマレ号はシカを追っていた。
1ヵ月前にエリー号に追われた牡シカがシカ侵入防止ネットに引っ掛かったのを回収までの約60分間鳴き続けたのは猟欲発現であった。。。1ヵ月のブランクで猟欲発現は元に戻った!・・・なんて、マレ号に誤らないといけない・・・。
マレ号の両親は大物猟の名犬と聞いており、血筋は継承されている様である。将来の台牝として大事にしないといけない。。。
その後マレ号は、山に入れる毎にシカを起し、追跡時間も段々と伸び、本日は遂にシカをカメラに捉え映すことが出来た。猟期中であれば「捕獲」である。
今猟期が楽しみだ!!!。。。後

以下に、本日マレ号が起し追跡している追い鳴きと雌シカ4頭の群れが私の前の林道を横切り、遂に鮮明な画像で動画を撮影したので、マレ号の写真と共に紹介する。


◎マレ号が追跡している雌シカ4頭が写っている動画・・・クリック 動画を見る

◎マレ号がシカの漂臭をチェックしている処。。。
  ※ 臭いの方向を確信するとスーとヒノキ林に消えて行きくや否や起し追い鳴きとなる。






























純血サツマビーグルのマレ号の猟野訓練 第3報

Posted on November 1, 2015 at 11:01 PM Comments comments (0)
先月の第2報でエリー号に高速追跡された大シカ牡が茶畑に設置されたシカ侵入防止ネットに引っ掛かり、マレ号が回収するまでの約60分間に渡り激しく鳴き続け、すっかり猟欲発現か?・・・と思われたことを紹介した。
しかしながら、喜び勇んで大シカ牡を独りで搬出したのは良かったのだが、何とその翌日に左尻から膝までの大腿部が痺れており、早速整形外科に駆け込んだら、レントゲンを撮り腰椎が大分傷んでおり、その影響から「坐骨神経痛」になっていると言われ、10日間の飲み薬(鎮痛剤等)を頂いたが、全く効果が無く毎日夜も眠れずイタイイタイ・・・と言うばかりの日々を過ごしていた。こればかりは経験した者でないと分からない痛さである。とにかく痛い!!!。。。どこそこの整体が良いと聞くと迷わず行くが、直ぐにはなかなか治らない・・・。そうこうしている内に私の事を知った猟友がある整形外科を紹介してくれた。症状が以前猟友が経験した症状と良く似ていたので、期待を大にしてさっそくその病院に行ってみた。その病院は先ほどの病院とは正反対に大繁盛しており、診察までに約2時間も待った。その間レントゲンを撮ったり年配の看護師が症状を細かく聞いてくださり、「心配ないですよ!治ります!」と優しく言って頂き、この時ばかりは天使の様に見えた。先生の診察は問診、触診、レントゲン写真を基に図解で丁寧に説明して頂き、「大腿神経痛」と診断され、静脈注射と電気治療を10日間続けた結果、症状は徐々に緩和されて行き、今日では大腿部から膝にかけ僅かに痺れが残るまで回復している。

先生からは20日余り歩いてないので自宅の周辺を無理をせずにゆっくり歩く練習をし、徐々に距離を伸ばし、痛みが少なければ山に行っても良い・・・とお墨付きをもらい、5日前からマレ号を連れて山に入っている。暑かった日々もすっかり涼しくなり、朝夕は肌寒いくらいである。山は本当に素晴らしい・・・。あの激痛時にはもう山に来るのは無理かと諦めもしたが、こうしてマレ号を連れ訓練に来ている・・・この時ばかりは本当に先生とベテラン看護師の顔が目に浮かび、心から感謝の念で胸が一杯になる。ありがとう先生!。。。ありがとう看護師さん!。。。今猟期一番のシカは是非プレゼントします!!!。

さて前置きが長くなったが、約1ヵ月のブランクがマレ号の猟欲にどの様に影響しているのか心配していたが、やはり猟欲は続かず元に戻っていた。
サツマビーグルやアメリカンビーグルもしかり、猟欲が発現したと考えられる時は出来る限り毎日山に入れると10日余りで見違えるように急成長する。この時期になると濃い臭いに遭遇すると獲物を問わずに盛んに鼻を使い、尻尾を左右に大きく振るように反応する。前鳴きがある犬はこの時に第一声を上げる。訓練者にとって苦労が報われる時でもある。。。この様に臭いを取った時は訓練犬が諦めるまでじっと待ってやることが後の自信に繋がり、捜索も次第に深くなり、日を増す毎にやがて起し(獲物を発見)となり、追い鳴きを始めるようになる。こうなればしめたもの・・・。単犬で出来る限り毎日山に引いてやれば、追跡時間も段々に伸びやがて完成犬となる。
現在、マレ号は山入はすっかり出来ており、山で迷うことは一切ない。私の所在を知るための「オ~ン」と鳴くサツマビーグル独特の仕種もしっかり保持している。このサインが来ると20番の空ケースで「ピィ~~」と長吹きしてやると、また安心して捜索を続ける。一旦私の処に帰って欲しい時は「ピィピィピィ」と短吹きしてやると帰って来る。もう狩猟が解禁されても猟の邪魔にはならないだろう・・・。
本来なら(私が大腿神経痛になっていなければ)マレ号は、今頃は単犬でシカを起し30分程度は追跡していただろうに・・・可哀想なことをしてしまった。現在10ヶ月で、もうそろそろ発情が来てもいい頃である。そうなるとまた1ヵ月は山に引けなくなる。
しかし、マレ号の両親は素晴らしい大物猟犬であり遺伝的資質は十分であることから、焦らず名シカ猟犬を目指したい・・・。今猟期に期待している。。。


以下に、マレ号の訓練の様子を写真で紹介する。

●山はすっかり晩秋の様相であり、いよいよ11月15日は狩猟解禁である。




























●紅葉も実に美しい!!!




























●輸送箱でのマレ号・・・10ヶ月になる。。。実に美しいサツマビーグルである!





























●マレ号が何かの臭いに反応し仕切りに鼻をクンクン鳴らしてチェックしているところ。




























●マレ号が山鳥臭に反応しているところ・・・この後10分程捜索。。。





























●マレ号が先導犬のテツ号とシカ臭に反応しているところ。この後シカを起し追跡。。






























純血サツマビーグルのマレ号の猟野訓練 第2報

Posted on October 3, 2015 at 11:25 PM Comments comments (0)
マレ号の猟野訓練を開始して、約1ヵ月が経過した。現在9ヶ月の牝で、体高:45cm、体重16kgとなっている。外見は、大きな頭骨、大きく垂れた絞り耳、胴長で四肢も太くガッチリとした大変美しい牝犬である。
9月の山入れ訓練は、雨や台風等で16日間と約半分に終わった。
当初、山に入れると、尻尾を垂らして怯えていたが、それは数日で解決した。思ったより度胸があったので、3日目からは、じっくりと狩り込んで行くテツ号を先導犬にして山入れを行ってみた。この訓練の目的は、山歩きを学習させることと、追跡犬としての体力と持久力を会得させることである。
訓練の様子は次の通りである。先導犬のテツ号とは運動場で隣り同士でもあり、放犬するとテツの後に付いて山の中に消えて行ったが、暫くするとテツ号がシカを起し追跡になり、高速での走りにキャンキャンと後追いしながら付いて行くが、暫くすると鳴きが止まり、GPS受信機を見ると同じ場所でウロウロしているようである。恐らく大きな谷か、崖などで付いていけなくなり、行こうか行くまいか勇気がいる迷いに遭遇しているようである。30分程するとワォ~ンと不安で寂しそうな鳴き声で私を探している。どの様な名犬でも一度は経験する試練である。これは幸いと・・・20番の空ケースでピー・・・ピー・・・と10秒間隔で吹き続ける。この時、決してこちらから迎えに行ってはならない。もし迎えに行くと迷った時は鳴けば主人が迎えに来てくれることを覚え使いづらい犬になるので注意が必要である。
10日ばかりこの様な日々が続くが、迷った時に鳴けば主人がピーピーと笛で居場所を知らせてくれることを学習する。またこの頃になると体力も付き、訓練当初はブヨブヨしていた身体も引き締まりゴツゴツした筋肉質に変化していることが分かるようになる。こうなると先導犬から離される時間も段々と少なくなり、シカの追跡にもある程度付いていけるようになる。
しかし、この頃の追跡は、未だ猟欲が出ていないために、先導犬の後をキヤンキャンと追いかける所謂「後鳴き」である。
マレ号も今上記したような状況で、山で邪魔にならない程度の山入は出来るが猟欲が未だ発現してなく気をもんでいた。その後、先導犬をアキ号、シロー号と変えて色々な捜索や追跡の仕方を学習させた。
猟欲の発現は、先導犬をエリー号に変えたその日に起こった。エリー号は、父親のハク号譲りの高速追跡の持ちある主でるので、マレ号は全く付いていけないと考えていたが、これも勉強と思い山入した。1時間余り捜索したがシカの臭いが無いので別の山に変えた。するとなんと牡がピイーユー・・・ピイーユーと鳴いているではないか。シカは10月~12月にかけて発情期となり牡が牝を呼ぶ鳴きが良く聞かれるようになる。早速車を止めて、林道をゆっくりと登って行くと、エリー号が立ち止まり高鼻で下から吹き上げて来るシカの漂臭を確認している。居場所を確認できたのか一点を睨んで動かない・・・。するといきなり林道を高速で降り杉山に姿を消したと同時にギャンギャンと特有の追い鳴きになった。マレ号も少し遅れて付いて行く。GPSを見るとなんとマレ号もエリーの高速についているではないか・・・今日はこれが初めての追跡なので体力も十分なのだろう・・・なんて想像しながらGPS受信機を見ていると、10分もしない内に止め鳴きになった。おかしな~・・・あそこの場所は茶畑で池や谷などは無くおかしい・・・暫くするとエリー号は鳴き止み、太い大きな声でウォンウォンと激しく鳴きだした。誰か別に訓練に来ているのか?・・・と思いつつ、現場に行ってみると、なんと大きな牡ジカが茶畑のシカ侵入防止ネットに角を巻き付け暴れているではないか・・・凄い!流石は高速追跡のエリー号ならではの猟芸である。恐らくシカと20mも離れずシカも冷静さを欠いて一目散に逃げ網が目に入らなかったのであろう・・・。自分の縄張りで網の存在は知っているはずなのだが、余りにもエリー号の追跡が鋭かったのか・・・『シカでなく良かったと思う(笑)』。さて、先ほどの太く大きな声は・・・なんと!!!・・・マレ号でした。良い訓練になると思いエリー号を繋ぎ、暫くほっておくことにするが、30分程経っても鳴き止まず、時たま大シカに近づき、吠えこんでいる・・・初めて見るシカに果敢にアタックできる犬はサツマ以外の犬種でも数少ないと思う。マレ号の両親は大物猟の名犬と聞いており期待がもてそうだ!。
大シカは当地の猟友会長に連絡し進呈した。その間、約1時間ほどマレ号は大声で鳴き続けていた。会長さんに褒められたのは言うまでもない・・・。
追伸
会長さんは足が悪く、この大シカの搬出を一人で行ったおかげで、現在腰痛が酷くなり病院と整体に通う毎日です・・・若いと思っていたがやはり年です。9月で65歳になり高齢者の仲間入り・・・町役場から高齢者手帳を送ってきたが気持ち的に受け入れ出来ませんでしたが、今回の件で身に沁みて高齢者を受け入れしなくてはならなくなりました(笑)



写真①

猟場に着いたエリー号とマレ号

この様な林道をゆっくりと登って行くとシカの起し・追跡となる。









写真②

エリー号(上)が林道から吹き上げて来るシカの漂臭をキャッチしたところ。

マレ号(下)は最近山鳥に興味が有りクンクン鼻を使うことが多くなってきたが、シカ臭には関心が無いようである。







写真③

シカが左の石段を駆け下り、どうしょうか迷っているマレ号。

※ これが下りれば山入「合格」。







写真④
 エリー号の高速追跡で茶畑に設置されたシカ侵入防止ネットに角を引っ掛け身動きが取れなくなった大シカ。
 ※ 体長130mm、体重70kg(当地では最大級)




























写真⑤
 上記の大シカに太い大きな声で鳴き込んでいるマレ号

※ シカを回収するまで約1時間余りの間大声で鳴き続けた。猟欲発現か!!!
※ 尻尾をピンと立てて堂々と鳴いていることに注目して頂きたい。




























70年前の貴重なサツマビーグルの写真が見つかる!!

Posted on September 14, 2015 at 6:37 AM Comments comments (0)
この度の写真は、愛媛県西宇和郡伊方町の狩猟グループに譲渡したサツマビーグルを引取りに来舎された3名様の内の水野様より、「戦後間もない頃に私の祖父が飼っていたサツマビーグルの写真です」と言って見せて頂いた。見た瞬間!・・・その素晴らしさに見惚れてしまって声が出なかった。この様な古いサツマビーグルの写真は発祥地:鹿児島でも殆ど無く大変貴重なな資料と言えることから、水野様と写真のお姉様に是非全国のサツマビーグル愛好家に紹介したい旨をお願いしたところ、快く承諾を頂きこの度の公開となった。

さてこの写真のサツマビーグルは何時頃のものかと言うと、一緒に写っている水野様のお姉様が当時2歳で現在は70歳であること、また同犬は外貌から3才ぐらいと推察できることから、約70年前のものと判明した。
終戦当時(昭和20年)は、田舎と言えども食べるもの着るもの全てに不自由しており、写真の様な素晴らしい狩猟犬サツマビーグルを購入し飼育するなど田舎猟師には高嶺の花であり、水野家は地元でもかなり裕福なご家庭だったと推察する。
次にこの犬の由来であるが、お爺様が宮崎県に牛を買いに行った際に現地で手に入れ連れて帰られたようで、当時田舎では珍しさも手伝い大変な評判となっていたようである。また、仕事(狩猟)も大変良かったようだが、残念ながら今日ではその子孫は絶えて居ない。
写真を見ると今日のサツマビーグルと殆ど遜色なく、前肢も湾曲せず真っ直ぐに伸びており、バセットハウンドの入血は未だ無いと推察される。本犬は鹿児島県の霧島地区辺りから宮崎県の名士が持ち込み、その集落で門外不出として大事に飼育されて来たと考えられる。恐らく原種は地犬と英系ビーグルかフォックスハウンドと推察する。
この写真の発見で、現在当犬舎で飼育しているサツマビーグルはよく当時の面影をよく継承しており、遺伝的にも純度の高い犬であることが立証され、保存活動にも一層の取り組み強化を図って行きたいと考えている。

この写真を提供して頂いた水野様とお姉様に心より感謝を申し上げる。

尚、この度当犬舎で譲渡したサツマビーグル「リュウ号×エス号の直仔」は、今後水野様が育てる事になり「70年振りに我が家にサツマビーグルが帰って来たと」大変喜んで頂き、サツマビーグルとの何かの縁を感じる。



写真(左):昨猟期狩猟グルーブで捕獲した巨大イノシシ(写真は水野様)
  ※ 水野様は、お爺様、お父様、ご本人と三代続く猟師の家生まれ、現
    在も元気にご活躍されている。
          また狩猟グループで系統保存している屋久島犬と本川系四国犬
          の流れを流れを汲む、地犬を大切に飼育されている。


写真(中):来舎された狩猟グループの仲良3人組
 ※ 向かって左側より、井上様、稲井様、水野様
  
【特記】 家内の手料理で食事をしながら狩猟話をお聞きした。本当に3名様は仲が良く、お互いに信頼と尊敬の念を持たれており、大切に育てた仔犬も素晴らしいハンターに引き取られ大変嬉しく思っている。
また、稲井様には伊方の海の幸であるアワビとサザエを沢山頂き、家族みんなで美味しく頂いた。


写真(下):70年前のサツマビーグル(年齢は3才ぐらいで牝と推察する)
       ※ 写真の可愛らしい女の子は、水野様のお姉様(当時2歳)


平成26年度狩猟期間における純血サツマビーグルの活躍

Posted on March 16, 2015 at 12:59 AM Comments comments (0)
当ホームページ(ブログ)をご覧くださっているハンターの皆さん!今猟期の愛犬の活躍はどうでしたか?目標は達成できましたでしょうか。。。
今猟期の徳島県は、昨年に引き続きイノシシとシカの捕獲については1ヶ月延長され、平成27年3月15日で終猟となりました。そこで、今猟期の当犬舎が所有(保存)している純血サツマビーグルの狩猟状況について報告させて頂きます。
ハク号:牡とエス号:牝の2頭でスタートした保存活動も約3年になり、今日では両犬の直仔であるアキ号:牝とエリー号:牝に加えテツ号:牡が入舎し総勢5頭になっております。

今猟期は、アキ号、エリー号、テツ号の若犬3頭を日替わりで連日単独(1頭)で出猟した。3頭は昨年の夏から秋にかけて早朝訓練に励んだ結果、今猟期のスタートは弱冠1.3才の若犬にも拘わらず、単独でシカやイノシシを捕獲することが出来た。しかし、全てが順調とは行かず3頭共にイノシシの牙にかかり負傷した。完治後にイノシシの恐怖心から猟芸が心配されたが、最初は少し山入が悪くなっていたが徐々に自信を回復し、本来の実力を取り戻すにも時間はかからず安堵した。
以下、3頭の猟芸は概ね次の通りである。(小生の狩猟信条は「人犬一体となった単独猟を好む」と言うことから、1頭引きでの狩猟に終始した)

狩猟の様子は次の通りである。先ず車か下ろし、GPSマーカーを付け、「頑張れよ!ヨシヨシ」と頭を撫でてやる。(この時必ず姿勢を低くし犬目線で目を見ながら声をかける・・・を重要視している:猟芸が上達するもしないもコミュニケーション次第である)
スタート時点は何時もの通りトイレを済ませる。そして主人との距離を30~50mに保ちながら、サツマビーグル特有の高鼻でシカ等の漂臭を探りながら進んで行く。濃い臭いをキャッチすると急に立ち止まり、しっかりと臭いの方向を確認する。方向に確信を持つと主人に獲物が居ることを知らせるために「獲物が居るよ!」と言わんばかりに主人の目を見て合図する(テツ号はウォ~ンと前鳴きが出る)。この仕種が出ると「ハイハイ!」と力強く声をかけてやると、一目散に寝屋(約30m先)を目掛けて駆け上がると起し追い鳴きとなる。シカの場合は高速で起され追い鳴きされると寝屋を中心に円弧を描くように1~2度回る習性があり、この時主人はまさに逃走範囲内の中心に居ることになり、捕獲できる場合は殆どが10分以内で勝負が付く。
また捕獲できない場合は、追い鳴きはするが約30分程で追跡を中止し主人の元に帰ってくる(まるで主人から遠ざかると獲物が獲れないのを知っているかの如く堂々と帰ってくる)。また、サツマビーグルは主人との連絡性が非常に良く、何時も30~50mの範囲内を高鼻(漂臭)と地鼻(足臭)を効率的に使いながら捜索し、主人の姿が見えなくなると位置確認のため「ウォン」と一声鳴く犬も少なくない。その時「ホイホイ!」と声をかけてやると、また安心し捜索を進めて行く。この時主人が臭いが無いない!・・・と判断した場合は逆に弾の空ケースで強く「ピッピー・ピッピー!」と吹くと主人の元に帰ってくる。テツ号はまだ臭いに未練がある場合は「オーン」と短く一声鳴くが、早く帰りなさい・・・と更に強く「ピッピー・ピッピー」と吹くと捜索を断念ししぶしぶ帰ってくる。帰って来たら「ヨシヨシ・ご苦労さん!」と声をかけながら頭を撫でて機嫌を取ってやり車の元に帰る。その後は山を変えるか帰宅するかはその日の状況(犬の様子、時間、天気、用事等)で判断している。
狩猟時間は、朝8時頃から昼までとしてる。獲物を捕獲した場合は午後から搬出・解体となる。以上がサツマビーグルの狩猟スタイルであるが・・・あれ!と思う方が多いと思う。
実はサツマビーグルは外見はハウンドそのものであるが、プロットハウンド等のハウンドの様に車から放犬すると自らドンドンと狩り込んで行き、起し追跡をすると言うことは絶対にしない。むしろ猟芸や性格等は日本犬に近い。私は良くサツマビーグルの事を「日本犬がハウンドの衣を纏っている様な犬」と説明している。本犬は飼育しやすく使いやすく、言葉は喋らないが、本当に利口で賢い犬である。
純血サツマビーグルの保存活動も本年で3年目となり、本犬に関する性格や猟芸等の分かっていなかった事柄、或は間違って伝えられていた情報等の多くが明らかになって来た。

【これだけは知っておきたいサツマビーグルの特徴】
本犬は、明治後半のころより狩猟好きの政府高官等が洋行の折に持ち帰ったハウンドを基に和犬との交雑等により約100年と言う長き年月を経て、日本の猟野に適応した人犬一体とした単独猟に適した猟犬として品種改良されて来た。つまり品種改良においてハウンドの外見、強い臭覚力及び追い鳴きは継承するが、他は全て日本犬の特性を残すことに心血を注いできたと推察する。
故にサツマビーグルの欠点として伝えられてきた下記事項は、日本犬の特性そのものであり、単独猟犬にとっては無くてはならない資質と言える。
①捜査範囲が狭い。
  ※ 単独猟では、セルフハンティングで何処までも深く狩り込み、犬が何処に居るのか
     分からないようでは捕獲どころではなく、犬探しに時間を労し狩猟の醍醐味は激減
          する。
  ※ 本犬は、主人の前方30~50mを連絡を取りながらゆっくりと狩り込んで行き、臭い
     が無ければ一旦主人の元に帰る。
  ※ 捜索範囲が狭いのでは無く、犬そのものが主人との連携を重視している。
②追跡時間が短い。
  ※  前途の捜索や追跡は手段であり、狩猟の目的(捕獲)ではない。
     何故なら捜索範囲が広い、又は追跡時間が長い等々より、如何に短い時間で主人
     の前に獲物を追ってくるかが名猟犬の資質であり、追跡時間の長短の是非は何の
     価値もない。
  ※  深追い犬は回収に時間を要し、単独猟にとっては不向きである。
③他犬との協調性がない。
   ※ 本犬は、プロットハウンド等と異なり、他犬が獲物を起し追い鳴きをしても途中で主
     人の元に帰ってくる・・・と良く聞く。それは単独猟犬にとっては極当たり前の資質で
     あり何の問題もない行動と言える。
  ※ グループ猟ならいざ知らず、仮にも単独猟で他犬と協調したならばトラブルの原因と
     なり必要性はない。
④シャイな犬が多い。
  ※ 本犬は、主人に忠実で警戒心が強い。よく本犬はシャイ(臆病)な犬が多いと言わ
     れて来たがそれは間違いで、警戒心とシャイが混同され伝えられている。本犬は1
     才を過ぎて購入すると3~4日間一切食事を摂らない犬も少なくない。逆にシャイな
          犬は餌を放置しておくと朝が来ると食べている。このことからも明らかな様に、警戒
      心とシャイは全く異なり、餌を摂らないのは前主人への忠誠心とも言える。
⑤頑固な犬が多く使いずらい。
    ※ 本犬は、利口で賢い。つまりこの様に言われて来た所以は、恐らく主人が犬とのコ
     ミュニケーションを取る努力もせず、朝夕の運動もしないで繋ぎっ放しで、主人を信
     頼できないための反抗行動と考えられる。一旦信頼を失うと取り戻すのに時間を要
         する。現在1才を過ぎても仕事をしないと言う理由から買い戻した若犬がいるが、大
         事にして数多く山に引いてやると2ヶ月余りで素晴らしいシカ猟犬に完成している。
    ※ 本犬を叱るときは絶対に叩いたりしてはいけない。益々警戒心を抱くようになり、利
     口で賢い本犬は主人を無視するようになる。完成犬を買ったのに全く仕事をしない
           等と言うケースは正にこの事に起因することが多いと推察する。
本犬は、上記の様な特徴を良く説明せず販売されたため今日の絶滅に繋がっている・・・と言う地元(鹿児島)ハンターの意見にも同意できる。

最後に、この素晴らしい日本固有の獣猟犬:サツマビーグルについて、今後とも引き続きホームページや狩猟雑誌等を通じ情報公開し、同犬の保存と普及に努めて行きたいと考えている。今日ではこの努力が認められ、昨年は狩猟雑誌「けもの道:6月号」、今年は愛犬雑誌「Wan:3月号」に当犬舎の保存活動が取り上げられ、全国のハンターや愛犬家にサツマビーグルの存在が知られるところとなり、メールや電話での励ましや是非飼育したい等々を頂き、このことは今後の保存・普及活動へのエネルギー源となり嬉しく思っている。
今猟期で思い出に残る猟果を写真で紹介し筆を置くことにする。

    ① エリー号の大物シカ猟果                 ② テツ号の大物シカ猟果














       ③ アキ号の大物シカ猟果            ④  テツ号の大物イノシシ猟果


































当犬舎のビーグルが愛犬情報雑誌「Wan」に紹介される!

Posted on February 15, 2015 at 1:55 AM Comments comments (201)
四国プリンス犬舎で系統保存しているアメリカンビーグルとサツマビーグルが、(株)緑書房発行の愛犬情報雑誌「Wan」3月号(2月14日発売)の特集『ビーグル・タイム』に紹介されました。本誌は、1犬種を総力特集するワンテーママガジンとして注目され愛読者も多い。
取材は、1月20日に編集者とプロカメラマンの2名が来舎された。取材は、私邸(犬舎撮影)インタビューと実際に山に犬を入れ本番さながらの狩猟の様子をプロカメラマンが撮影する・・・と言う内容であった。
当日は、時間の制約もありアメリカンビーグルは写真撮影のみ、代わりにサツマビーグルの「テツ号」が実際に猟野に放たれ、その仕事ぶりが撮影された。
この度の取材が、どの様な記事になるのか興味津々で発売日(2月14日)を待った。昨日ついに待望の雑誌を手にし、余にも素晴らしい記事と美しい写真にビックリ仰天!!!。
流石に愛犬雑誌の編集者とプロカメラマンだ!・・・想定外の出来に大変驚いている。
以下に雑誌の全体像と取材の様子を紹介しますが、是非とも実際に本誌を購入し見て頂きたい!。美しい猟野と狩猟の醍醐味の一端が実感出来るもとの確信しております。


●記事の内容

 (株)緑書房発行
  愛犬情報雑誌「Wan」3月号 特集『 ビーグル・タイム! 』 P51~P55 全カラー

   下記(記事のトップ)写真は、純血サツマビーグルのテツ号(牡1.3才)
   ※ 2月11日、テツ号との単独猟にて同取材場所で82kgの大牝イノシシを捕獲
  






































































































●取材の様子
  ・・・・・ 私邸での撮影並びにインタビュー・・・・・

<写真説明>

  左から小生、プロカメラマンの蜂巣文香さん、緑書房:編集者の萩野あやかさん。
  犬は、サツマビーグルの「ハク号」
  ※ ハク号は何時もと勝手が違い最初は戸惑っていたが、愛犬雑誌の担当者に宥めら
     れ、意気投合した。 流石に犬の扱いは大したものだ!

   
 



























<写真説明>

  左側・・・猟野での狩りの様子を撮影(撮影を終了しテツ号を労うお二人)
      
        犬は、サツマビーグルの「 テツ 号」
               左:プロカメラマンの蜂巣さん、右:編集者の萩野さん
  
 
  右側・・・写真撮影を終了し待機する萩野さんとアメリカンビーグルの「アイ号とチル号」