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日本国内の飼育数が100頭超を達成!
Posted on November 4, 2018 at 12:07 AM |
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2018年11月1日付で、純血サツマビーグルの日本国内の飼育数が、遂に100頭を超えた。 2010年から保存普及活動を開始し、約8年で達成し、感無量である。 当初は、ハク号(牡)とエス号(牝)の2頭で保存(繁殖)活動を開始。 その後、タロー号(牡)、リュウ号(牡)、ギン号(牡)、マレ号(牝)が発見され入舎。 現在、日本国内で飼育されている純血サツマビーグルは、何れもこの6頭の直仔、孫、曾孫達である。 当犬舎のドン号は、保存活動4代目(ハク号→スズ号→アサ号→ドン号)である。 繁殖に於いては、計画的に実施し、極近親繁殖を避ける目的から、保存会事務局(四国プリンス犬舎)のPCで一元管理している。 日本国内における飼育分布図並びに飼育頭数等に関する詳細は、当ホームページ『 日本狩猟犬サツマビーグル保存会 』サイトをご覧ください。 以下、保存活動に大きく貢献した種牡と台牝を紹介する。 尚、下記6頭は、何れも系統が異なる鹿児島で生き残っていた純血サツマビーグルであり、四国プリンス犬舎における保存活動の基礎犬である。 ①シコクプリンス・ハク号(牡:8才) ●直仔=アキ号(5才)、エリー号(5才死亡)、スズ号(5才)、シロ(4才)、カイ号(4才)、ハクオー号(3才)、トク号(3才)、サツマⅠ号(3才)、マリー号(1才)・・・ 〇孫=アサ号(2才)、リク号(2才)、ヒメ号(2才)・・・ 〇曾孫=ドン号(1才)、ダイ号(1才)・・・ ②シコクプリンス・タロウ号(牡:死亡) ●直仔・・・シロー号(4才)、タロー号(4才)、ナナ号(4才)・・・ 〇孫・・・リョウマ号(2才)、テンⅡ号(2才)、ハナ号(2才)・・・ ③シコクプリンス・リュウ号(牡:死亡) ●直仔=ムサシ号(3才)、マル号(3才、ベル号・・・ 〇孫=リリー号・・・ ④シコクプリンス・ギン号(牡:6才) ●直仔=アサ号(2才)、リク号(2才)、ヒメ号(2才)、リリー号(1才)・・・〇孫=ドン号(1才)、ダイ号(1才)・・・ ⑤シコクプリンス・エス号(牝:8才) ⑥シコクプリンス・マレ号(牝:3才) ●直仔=マリー号(2才)、リヴ号(2才)、ダイ号(1才)、ドン号(1才)・・・ 今後の保存活動の課題は、後継者の育成である。 また、ハンターが高齢化で激減している昨今、狩猟犬への普及拡大は困難を極める。 柴犬等の日本犬6種も狩猟犬から家庭犬へのシフトが無ければ、恐らくは絶滅していたと考えられる。 そこで家庭犬への普及も視野に入れた活動が、今後のサツマビーグルの生き残りを掛けることになるだろう。家庭犬としての後継者(ブリーダー)の育成(発掘)が今後の目標となる。 結びに、保存会員様には、この度の日本国内の飼育数が100頭を超えると言う目標達成に大きなお力を頂き、心より感謝と御礼を申し上げます。 今後共一層のご指導ご協力の程お願い致します。 |
2018オーナー通信 第3報
Posted on October 2, 2018 at 10:10 PM |
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台風24号は、今年もっとも風雨が凄かった。 また、25号が発生しているようだが、災害復旧費用も多額になっている模様。もし災害が無くて、この復旧費用を林業の間伐や中山間地域の農業に甚大な被害を及ぼしている野生動物の駆除費等に流用すれば、昔見られた自然豊かな里山の景色復元に寄与できるのに・・・等々を考える。 さて、今日は滋賀県のオーナー様K氏より、アキ号の便りが届いたので紹介したい。 アキ号は、当犬舎の台牝として5才まで居たが、その後アキ号の直仔であるコハク号のオーナー様K氏に飼育を託し、狩猟犬として生活することになった。 当初は、3年間のブランクから、山に引いても体力や猟感が落ちており、コハク号等の他犬には付いていけなかった。しかし、オーナー様の努力により、徐々に回復し、現在では往年の迫力あるシカ猟犬となって有害駆除にも大活躍していると聞く。 小生は、若犬の訓練に先導犬は付けず、単犬でしっかりと訓練し完成させているので、2~3年山に引かなくても、その実力は存続しており、暫く山に引いてやれば自然と元の猟芸に戻り、良い仕事をするようになる。 写真は、先日行われたシカの有害駆除でのアキ号の様子 アキ号は、有害駆除隊グループからの信頼も厚く、山入り、捜索、起こし、追跡、回収(呼び戻し)に至る狩猟犬としての猟芸は実に素晴らしいとの評価を得ている。 特に、他のハウンドに見られるセルフハンティングや呼び戻しが効かない・・・等々の欠点も全くなく、主人を中心とした狩り込みを行う。仮に、山にシカが居なくても空ケースで「ピッピッピー」と吹き帰れコールをすると、10~20分余りで主人の下に帰って来る。 帰りが良いので、次々と山を変えることが出来ることから、捕獲頭数も当然多くなる。 現在は、地域にもよるが1頭当たり1万円余りの捕獲報奨金が出るので、狩猟犬の真価が問われることとなる。 当犬舎にも有害駆除で手にした報奨金を持ち、成犬を買いに来るハンター(駆除隊)も少なくない。勿論、当犬舎のサツマビーグルは保存を目的にした飼育(繁殖)てあり、譲渡は全てお断りしている。 ただ、サツマビーグルの普及と言う意味合いから、猟芸の公開は進んで行っている。 オーナーK氏は、有害鳥獣駆除隊で獣類を主に活動していたが、最近はカラス等の鳥類にも積極的に行っているようだ。 なんと、小生が当ホームページの「トピックス」サイトに空気銃(エバニクス社のレインストーム5.5mm)を購入…と言うニュースを掲載したところ、それを見て同じ空気銃を買ったらしい。また、購入先も同じ愛知県の銃砲店と聞き、なんと偶然が続くのか・・・お互い大笑いした。 小生は、空気銃は全くの素人なので、色々とアドバイスを頂いている。 写真は、カラス駆除の様子 レインストームは、銃声が小さく、猟銃の様に散歩中の一般人から警察に110番されることもない。 50m程度の距離で有れば、頭と首の付け根を撃てば即死となる。5連発なので一度に数羽捕獲も少なくない。 音は小さく、射撃の反動も殆どなく、5連発・・・空気銃がこれほど面白いとは思わなかった。 また、10m以内で有ればイノシシやシカの止め差しにも使えるようだが、まだ試してはいない。 レインストームの最適空気圧は150気圧前後であり、一発の発射で約1気圧しか消費しないので、家で170気圧の空気を充てんすれば、約50発は撃てる。 |
特集!サツマビーグルの猟芸 第1報:テツ号
Posted on August 10, 2018 at 9:54 PM |
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純血サツマビーグルの保存普及活動も開始後8年を迎える。多くの試練も経験し、狩猟や訓練等を通して多くの知見も習得した。現在、国内の飼育数も79頭となり、年内にも目標の100頭達成が現実味を帯びてきた。 しかし、日本固有の獣猟犬である純血サツマビーグルの猟芸等についての報告は、過去の狩猟雑誌を見直してもその記述は稀である。 そこで、この度より、小生が元気なうちに今日までのサツマビーグルの飼育経験で得た知見を後世に残したいとの思いから、今までに飼育した全犬の猟芸について紹介したいと考えている。登場する犬は、小生の思い出順で記述する。 この度、猟犬としての関心が高い「猟芸」について、最も信頼を置いているテツ号牡5歳を第1報とし、順次紹介する。サツマビーグル普及活動の一助になれば幸甚である。 写真は、2才当時のテツ号。 現在当犬舎で飼育しているサツマビーグルは、生後6ヵ月頃から基礎訓練を開始し、単犬で山に引き、訓練犬と共に色んな地形を歩きながら山慣れを行っている。 頻度は週に2~3度である。 訓練犬の体力に合わせて行い、山に来ることが楽しいことを学ばせている。 訓練犬が山慣れしてくると、主人はゆっくりと歩き、又は同じ場所で立ち止まるを繰り返すと、若い訓練犬は体力を持て余し、主人が居ることを確認しながら、段々と遠くまで足を伸ばすようになる。主人から100m余り離れて捜索が出来るようになると、自然と獲物に出会う確率も高くなり、初めての起こしに繋がり、猟犬として覚醒する。最初は100mや数分程度の追い鳴きとなるが、主人は腰を落として訓練犬の帰りを迎えてやり、大いに褒めてやる。訓練犬は褒めてやることが、猟芸向上の秘訣となる。 訓練の詳細は、当ホームページの『 猟犬としての飼育・訓練法 』サイトを参照。 さて、本題のサツマビーグルの猟芸にもどすとしよう。 今日まで飼育したサツマビーグルは、8年前に鹿児島から初めて持ち帰った①ハク号、②エス号、③ベン号、2年遅れて④テツ号、⑤リュウ号、⑥シロー号、3年遅れて⑦マレ号が入舎している。その後前記した基礎犬を基に、当犬舎で作出した⑧アキ号、⑨エリー号、⑩アサ号、⑪ドン号の11頭を飼育し、猟犬として完成させている。 この頭数では、いささか知見不足も止むを得ないが、8年前にハクとエスからスタートした保存普及活動なので、これも良しとして私見を述べてみる。 先ず、上記した11頭は全てシカ・イノシシ猟犬として完成しているが、何れも同じ猟芸とはいかない。 おおよそ、外形(体型)から判断し3タイプに分けられる。 1)胴長で足が短いタイプは、地鼻を多用し、中速で追跡するため、ノウサギやタヌキ等の小物に向いている。 2)胴が箱型で足の長いタイプは、高鼻を多用し、林道からでも実に素早く漂臭をキャッチし、寝屋に急行すや高速追跡を開始する。シカの天敵となり得る猟犬と言える。 このタイプは体高が55cmを超える大型で美しく猟芸も素晴らしいが、作出は難しい。 3)上記の中間タイプ 高鼻と地鼻を上手く使い分け、追跡速度も臨機応変に変えることが出来る。 いずれのタイプも若犬時代は、体力任せで2時間余り長追いするが、2歳を超えるころから賢い狩りに変身し、主人から遠ざかって直線的に尾根超えをするような場合は、約30分程追跡した後、主人の下に一旦帰って来る犬が多い。単独猟にとって最良である。 しかし、上記した3タイプは、生後60日目頃の仔犬での見極めは未だ判断できないでいる。理由の一つに、鹿児島ではここ十数年前からサツマビーグルを繁殖するハンターが居なくなり、自然淘汰でその飼育数が激減し、一部のごく少数のサツマビーグル愛好家が細々と繁殖を行っていたため、従来居た、大型、中型、小型の3タイプの系統が崩壊し、純血を守ることを優先し、止む無くミックス交配をしてきた。両親の外見から判断し、ベストの繁殖をしたと思っても、一胎中には色んなタイプが生まれ、思うようにはいかない。 現在、当犬舎では中型を目標に系統繁殖を行っており、現在4代目となっている。しかし、、体型だけの固定なら可能と思うが、猟犬としての能力(猟芸)も考慮せねばならない。 中型でよく発達した頭骨に大きく長く垂れた耳を有し、骨太でガッチリした体躯で、尻尾が上部にピンと立っている。所謂「頭がバセット、胴体は小型の米系ポインター」の様な容姿、かつ猟芸は高鼻と地鼻を巧みに使い分け、狩り込みはエネルギッシュで、起こしが早く、連続追い鳴きで高速追跡し、戻り(帰り)が良い・・・と言うのが理想的なサツマビーグルと言えるが、実に難しい!。やはり遺伝的に固定される7世代を数えないと無理と考える。 また、現存するサツマビーグルの血縁関係は近く、系統保存を急ぎ近親交配を行うと、遺伝障害が発生することも少なくない。現状では4系統の種牡を所有しているが、異系とは言えず、実際に繁殖し、血液係数等を判断しするしか方法はない。現在、79頭全ての情報(血統)は、当犬舎がコンピューターで一元管理しているので、現在は遺伝障害は発生していない。 現在のサツマビーグルは、数か非常に少ないため、厳重な管理の下で繁殖した仔犬を購入しないと、案に安いからと言う安易な気持ちで手に入れると、その子孫に遺伝障害が発生するリスクも高くなる。良く電話で問い合わせがあるので、誰から購入したと言う事を聞くとその系統もおおよそ見当がつく。サツマビーグルの将来への存続のためにも、販売目的だけの繁殖は慎んでほしいと願っている。また、購入しないことである。 話は、どんどん擦れてしまうのが小生の欠点でもあり勘弁願いたい。 話を戻し、上記した11頭のうち、前記した理想的なサツマビーグルに、唯一もっとも近い猟芸をするのが「テツ号」である。 良く受ける質問に、犬を1頭しか飼ってはならないと言われたら、どの犬を残しますか?・・・即!テツ号と答えている!。 しかし、テツ号にも欠点が一つだけある。それは子種がなく、種牡として使えないことである。もし・・・が許されるなら、今頃はテツ号の直仔を中心とした系統繁殖(品種改良)をしていただろう。そして、その系統(血統)は、後世に残るサツマビーグルとして愛育されていたと思う。あまり考えると虚しくなるので種牡の話はこの辺で置くことにする。 テツ号は、犬舎では静かで大人しく、小生の孫たちが犬舎にノコノコと入って行き、悪さをしても絶対に怒ったりはしない、利口で賢い犬である。 山に行っても主人と連絡性が良く、かなり広く捜索していても、帰れコール「20番スラッグ弾の空ケースで『ピィピィッピィー』と短く区切って吹く」をすると、必ず主人の下に返って来る。単独猟犬としての資質は申し分ない。 以下、テツ号との思出写真を紹介する。 写真は、東京のペット専門雑誌社より取材を受けるテツ号 写真左は、「特集ビーグル犬」の単行本に全カラー5Pに渡り「テツ号」が大きく紹介され、一般の愛犬家にも日本にもサツマビーグルと言う固有の獣猟犬がいることが報知された。 反響が大きく出版後、3週間余りは多くのビーグル愛好家からメールや電話が殺到し、その対応に追われた。 その後、ペットとしての譲渡依頼も多くなっている。 写真は、テツ号が初めて狩った大きな雌イノシシ。 テツ号のイノシシ猟は、主人が来るまではイノシシとの安全距離を維持し、大きな声で鳴き続ける。イノシシにはウォ~ンウォ~ンと低い声で長く引っ張る鳴きをする。 シカは、起こすと直ぐに逃げるので、ウォウォと短く鳴きながら追跡する。 この鳴き方で獲物の種類が分かる。 また、ヤマドリには、連続で鳴かず、動きが機敏になるので直ぐ分かる。 弾を入れ替える時間も取れ、実に面白い狩りが堪能できる。 装弾は、スラッグ弾及び6粒弾に加え、5号弾も4発持っている。 テツ号と狩りをすることで、本当の意味での「一犬・二足・三鉄砲」と言われた単独猟の神髄が良く理解できる。 サツマビーグルを飼育するまでは、約30年間、アメリカンビーグルで狩猟やトライアルで楽しんで来た。そのアメリカンビーグルは、現在、四国プリンス系ビーグルとして13代目を数えている。現在、当犬舎にアメリカンビーグルは居ないが、熱心なビーグラーにより系統保存されている。 写真は、テツ号が初めて狩った大きな牡シカ。 何時も牝シカばかりで、何時かは森の皇帝と言われる大型の牡シカを是非とも撃ちたいと思っていた。 この時のことは今でもよく覚えている。 テツ号がエネルギッシュに杉山を登って行き、雑木林に差し掛かった時、何時もなら前鳴きをするのだが、この日は全く鳴かないで登って行く。暫くして止まり、動かない。恐らく大シカと向き合っており、テツ号の迫力に委縮した大シカが隙を見で杉山を駆け下りてきたと推察する。 すぐさま2発撃つが興奮して当たらない。その後テツ号は30分余り高速で追い鳴きする。大シカはたまらず、元の寝屋に戻って来た。その時の様子は、白い息をハーハーと吐き、意識朦朧の様で、小生が居るのも構わず前進してきた。 すぐさま射撃体勢をとり、1発撃つとドサ!と倒れた。思わず銃を置き大シカの下に行くと、何と!、よろよろと起き上がり、逃げて行った。血のりは転々と付いている。直ぐにテツ号がやって来るが、私には目もくれず追い鳴きをしていった。GPS受信機で暫く様子を見ていると、500m程行った杉山で、テツ号が同じ場所で鳴いている。 その場所に歩いては遠いので、車で15分ほどかけ現地に向かった。車を駐車したころから数十メートル横に行った杉山の谷筋で、テツ号が大シカの周りを旋回しながら大声で鳴き続け、小生が到着するまで大シカを止めていた。 初めて近くで見る憧れの森の皇帝!。しばし、牡の大シカに見とれていたのは言うまでもない。 その後、テツ号とシカ猟やイノシシ猟で、大いに楽しんで来た。特に、これだけ私がサツマビーグルに特化し、全てを犠牲にしてまでも保存普及活動に従事している理由の一つにテツ号との出会いが実に大きい。 テツ号によって、サツマビーグルの猟芸を心行くまで堪能できた気がする。種牡として使用できないまでも、犬舎に居るだけでその実力と普及活動への功績は大きく、存在感がある。 当犬舎の広報部長として、多くの見学者様にサツマビーグルの良さを広め、好印象を頂いている。 今後も素晴らしい猟犬として元気で長生きしてほしいと願っている。 年寄って、足が弱った老ハンターの単独猟犬として、テツ号の様なサツマビーグルは素晴らしい伴侶となるだろう!。 恐らくこれだけ利口で賢く、猟犬としてだけでなく、主人や家族にも忠誠心が強く思いやりがある犬種はないと断言できる。そうでなければ保存普及活動はとてもでないができない。 次回は、どの犬が登場(紹介)されるかは想像しながら楽しみにお待ち下さい。 では、次回にお会いしましょう!。。。 これからも暫くは、猛暑日が続くと思いますが、お身体には十分ご自愛下さいませ。 |
マリーの子育て
Posted on June 30, 2018 at 2:17 AM |
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今日は、マリーの子育てを紹介する。 マリーが出産して、今日で20日目となる。 出産は、12時間にも及ぶ難産で、逆子の巨大仔が2匹も産道で詰まり、私が手伝ってやらなければ、恐らく自然分娩だと母子ともに死んでいたと思う。。。 しかし、今はどうだろう!!!。。。 その時が嘘のように、母子ともに健やかに暮らしている・・・。 本来なら、仔犬も目が開き、ヨチヨチ歩きで、マリーも大変な時期だが、仔犬が3頭と少なく、ミルク喧嘩をしなくても幾らでも飲めることから、みんな幸せそうにゴロゴロと寝てばかりである。 暑くなるとキャンキャンと泣く。。。そして扇風機を回してやると泣き止み、また寝る!。 更に暑くなるとまたキャンキャン泣く。。。こんどはコンクリート床に移動してやると、またスヤスヤ眠る・・・。 1頭は小さいが良く歩く。しかし大きさ標準だ!。。。 他の2頭は、もう2kg前後もある巨大仔で、歩くのもやっと。まるで海洋の岩陰で眠る海の怪獣「トド」のようである・・・(笑) それにしても、あのヤンチャで落ち着きがなく、ガサ!犬のマリーが、本当に子犬の世話を暑さもいとわず、母親モード全開で良くしているのには苦笑する。。。 巨乳をゆらゆら揺らして歩く姿は、まぎれもなくお母さんだ! 仔犬を産んでからは、かなり落ち着きも出て来て、良い母犬になっている。 四国徳島は、ここ数日、ぐづついた天気が続いている。 晴れと思い油断していると、猛烈に激しい雨が降る・・・の繰り返しだ!。 もう少しで露も開けると思うが、また連日35℃を超える猛暑になるのか・・・ 運動場には、寒冷紗を張っているが、それも猛暑には適応できないので、屋根や犬舎周りのコンクリートに打ち水をする。 更には、大型の業務用扇風機3台のフル運転となる・・・。。。夏本番だ! 仔犬にはスポットクーラーを用意しているが、出来る限り自然の状態で保育するのが基本である。夏仔は暑さに強い・・・ 今朝の運動場の様子・・・ みんな蒸し暑い天気にうんざりしている!・・・ようだ。。。 最後に・・・ 別のプロバイダーで公開しているブログ「狩猟犬サツマビーグルのつぶやき」も開設1年余りで50000アクセスを突破しました。 これからも本ホームページ同様に、引き続きご支援の程お願い申し上げます。 尚、同ブログは今朝、にほんブログ村の「狩猟犬」部門で第1位、「ハンティング」部門で11位と高いランキングを頂いております。 お願い・・・ランキングアップには、ブログの最後尾に添付していますバーナー「狩猟犬」か「ハンティング」のボタンを押さなくてはカウントされません。ただ単に、お気に入りに登録し、ブログに立ち寄って頂いてもアクセス数が増えるだけで、ランキングはアップしません。 毎日1回又は退出時に、ボタンをポチッ!と押して、応援の程お願いします。 更新の励みとなります・・・。。。 |
プロバイダーの更新ブログラムに不具合が発生し更新不能
Posted on June 25, 2018 at 3:19 AM |
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当ホームページは、プロバイダーの更新プログラムに不具合が発生し、約3週間も更新できない事態が続いており、皆様には大変ご迷惑をおかけしております。 プロバイターにも再々連絡するも良い返事が返って来ません。 3週間もかかって不具合が改善されず、プロバイダーとしての企業倫理の欠如も甚だしく、甚だ遺憾であります。 以下は、更新プログラムの不具合発生からサポートセンターへの問い合わせの内容並びに小生の考えに付いて記載します。 プロバイダー「vistaprint」の更新ブログラムが6月初旬に不具合が発生し、もう3週間も経過しているのに、全く改善されない。 サポートセンターに連絡するも「申し訳ございません」・・・の返事だけが帰って来る始末です。 プロバイダーは、世界各国を相手にして営業展開をしている大手です。 皆さんも、ネット検索をしているとよく「名刺」の宣伝が入って来る『vistaprint』と言う会社です。 本来なら、このプロバイダーの契約を破棄し、他のプロバイダーに切り替えることも一考ですが、ドメインが変わると一からやり直しとなります。 約5年間もかけ、ホームページのウエブサイトの増設を含め、コツコツと築き上げてきたものを、一からやり直すのは膨大な時間と経費が発生します。それと、もう年ですのでやり直す気力も残っていません。 ホームページはサツマビーグルに関する貴重な資料としても利用されています。当ホームページを閉鎖しますと保存普及活動も停止状態となることは言うまでもありません。 現在、更新できるのは唯一、このブログのみであります。そこで更新プログラムが改善できるまでは連絡用として使用したいと考えています。 また、別のプロバイダー「nifty」で公開運営しております『狩猟犬サツマビーグルのつぶやき』も、今後は記事の最後尾に「通信欄」を設けて対応したいと考えています。 以下、過去3週間の内、重要なお知らせ事項等を記載して置きます。 (1)「分譲犬の紹介」サイトの更新 1)シロー号×マリー号 ・マリー号の出産・・・6月11日に6頭出産しました(内3頭死産)。 ・現在、3頭が順調に成長しており、もうすぐ目も開くと思います。 ・子犬は全て予約済です。 2)ハクオー号×リリー号 ・ハクオー号をシロー号に変更(理由:マリー号の産児数が3頭と少なく、シロー号の子孫を残す意味合いから、再度シロー号と交配) ・リリー号は6月21日に交配。8月21日に出産予定。 ・子犬の引き渡しは10月21日以降となります。 ・子犬は全て予約済です。 3)アサ号×マレ号 ・マレ号は6月14日に発情。6月26日交配予定。8月26日に出産予定。 ・子犬の引き渡しは10月26日以降となります。 ・子犬は全て予約済です。 本来なら、夏季の出産は中止したいところですが、予約多数に付き、無理を承知で繁殖を行う決意をしました。2年余りも待って頂いているオーナー様には大変申し訳なく思っております。子犬が無事に生まれ順調に成長し、お譲りできますよう頑張って繁殖いたします。 4)その他 ・保存会員様の繁殖状況・・・ ① 秋田県のT氏が繁殖を予定=6月20日に発情 -以上- |
2018オーナー通信 第2報
Posted on June 2, 2018 at 3:34 AM |
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本日は、広島県のオーナー様T氏より愛犬リョウマ号の便りが届きましたので紹介します。 リョウマ号の血統構成は、父:シロー号×母:エリー号(ハク号直仔)であり、当犬舎の作出計画に基づいた系統繁殖犬である。 外観は、若牡犬とは思えない堂々とした風貌をしており、頭部は良く発達し、耳は低く位置し大きく垂れた絞り耳、体毛は短毛で密生、配色は白地に黒の丸班が実に美しい。特に肩から胸部にかけてはよく発達し、追跡犬としての心肺能力の高さが伺える。また、全体的に10対8と理想的なバランスを有しており、保存活動を開始して約3年でやっと念願の理想的な四国プリンス系サツマビーグルが誕生した。 本犬は、自家用に残していたがオーナー様のサツマビーグルの保存に関する真摯な協力に感銘し飼育を託した。 リョウマ号は、6月23日で2才になる。オーナー様は大変お忙しい方で、中々山に引けないと言っておられたが、前猟期にしっかりと山に引いたお陰で、猟期終了までにシカを単独で起こし追い鳴きが出来るようになり、シカを5頭獲ったと嬉しい連絡をもらった。 4月からは有害駆除も始まっていると思うのだが、その後の連絡はなかったので、どうしたものかと気にかけていた。しかし、心配をよそに、先日、有害駆除で頑張っています・・・との写メが送られて来た。 ●写真は、リョウマ号単犬での有害鳥獣駆除の猟果 シカの体毛は、夏毛に変わっており、実に美しい。 リョウマ号は、シカ猟犬として完成しており、素晴らしい体躯の持ち主でもあることから、当犬舎の台牝候補として残していたヒメ号を譲渡している。今年は、是非とも仔犬を取ってほしいと切望している。 ヒメ号も牝犬であるが骨太でがっしりとした体躯で、サツマビーグル特有の大きく垂れた絞り耳は実に美しい。両犬の素晴らしい仔犬の誕生が待ち遠しい・・・。 ※ くれぐれもイノシシには注意してほしい。良犬がイノシシに切られ5頭も亡くなっている。 ●写真=右側:ヒメ号(牝)、左側:リョウマ号(牡) |
純血サツマビーグルのドンちゃん訓練記 第3話
Posted on March 8, 2018 at 1:32 AM |
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皆さん・・・お元気ですか?。。。四国徳島は、先月の寒さが嘘のように暖かくなり、梅の花も咲き始めました。これから一気に春です・・・。 〇僕は昨日で生後6ヵ月になりました。(ご主人評価) ・体重:早朝測定(空腹時)で12kg。 ・体型:父親のアサ号の様に足は長くなく、母親のマレ号に似たバセットタイプ。 ・性格:明るくフレンドリーで物怖じしない。 ・飼育管理:ケージ内でのウンチは殆どしなくなったが、おしっこは未だである。 ・歩様:外見はバセットタイプで鈍い感がするが動きは軽快(格言=重くて軽し) ●欠点・・・大きくなるにつれ自然に治ると思われる???。 ・給餌の際に大声で啼く・・・・継続中。 ・なんでも噛んで破壊する・・・やや改善。 ・尻癖が悪い・・・やや改善。 ・誰にでも喜んで良く飛びつく・・・・継続中。 ・尻尾がピンと立たず垂らしている・・・新発見(性格的なものか?) ◎相対的な評価・・・犬舎内ではわんぱくぶりを発揮。犬歯以外は生え変わっている。2月末から少しずつ基礎訓練を行っているが、小さい時から度胸があり物怖じしない性格からか、基礎訓練はほぼクリアーし、最終段階の応用編に入っている。銃壁もクリアー。 ●第一段階=基礎訓練(生後4ヵ月~6か月) ①他犬や他人と接しても仲良くできるコミュニケーション力を学習をする。 ※ 犬や人の出入りが多い公園等で散歩させ、来園者と仲良くする。最初は尻尾を下げて警戒するが何日も通うことにより尻尾が上がり、顔見知りの犬や人に尻尾を振って歓迎するようになれば合格。 ⇒ 合格。 ②車に乗せる学習をする。 ※ 最初は10分程乗車することからスタートし、最終的には未舗装の林道で60分余り乗車させて酔わなければ(嘔吐やヨダレ)合格。 ⇒ 合格。 ③林道に連れて行き遊ばせる。 ※ 最初は尻尾を下げて警戒しオドオドするが、訓練者は腰を下ろして「ヨシヨシ」と頭を撫でてやり、心配しなくて良いことを教える。何日も通うことにより尻尾も上がり、走ったり小枝を噛んだりしてじゃれる様になると合格。⇒ 合格。 ④山歩きを学習する。 ※ 最初は何時もの林道からゆるいのり面を探して訓練者が先に下りたり上がったりする。子犬が下りたり上ったり出来ずにキャンキャン鳴く場合は、レベルが高いので優しい場所で再訓練する。そして段々と傾斜がキツイのり面を訓練者の後に付いてこれれば合格。訓練は、上るより下りる方が恐怖心が強くなるので時間をかけて、訓練犬自らが勇気を出して自主的に行動できれば合格。⇒ 合格。 ※ 訓練のポイントは、訓練犬と目線を合わさずに知らぬ顔をして、訓練犬が付いてくるまで何時までも待ってやること。声をかけても行けない。甘えは禁物!。 ⑤谷川を渡る学習をする。 ※ 最初は、少し水が流れ深くない谷から始め、段々と水量も多く深い谷へ進展させ、訓練者に付いてこれれば合格。⇒ 合格(珍しく水を怖がらない)。 ※ 訓練は、谷の上り下り、左右の横断を行う。この訓練が最も訓練者の忍耐が要求される。林道の上り下りの要領で、訓練犬が勇気を出して自主的に行動するまで知らぬ顔をして待ってやること。声を出して勇気付けたりしないこと。変な学習をさせればそれが癖となり、自分が出来なければ「キャンキャン・ウォーン」と泣き叫んだりする犬になり回収に手間取る犬になる。 基礎訓練の極意は、訓練犬を信じ「あせらず」「いそがず」「さわがず」の精神で、気長に訓練犬の自主性に任せた訓練を行う。いくら困っても訓練者(主人)は絶対に助けてはくれないことを教える。そして訓練犬が付いてくる(帰って来る)まで訓練者は待っていてくれるという安心感を植え付けること。 ⑥応用編を行い仕上がりを確認する。⇒ 現在進行中 ※ ゆっくりと林道から降り、水が流れる谷筋を下って行き、谷を横切り、対岸の谷筋を登って林道に戻る。途中何かの臭いに反応(鼻を地面に付けて必要に臭いを嗅ぎ尻尾を振る又は高鼻で鼻をクンクンしている等)して足を伸ばして捜索しだしたら、訓練犬が納得して帰ってくるまで待ってやる。そして最終的に訓練者から100m程離れて捜索が出来るようになれば合格。 ※ 主人から離れて捜索できない犬には、訓練犬が足元に帰ってきても「知らぬ顔」をして動かないようにする。訓練犬は何時までも訓練者が動かなければ退屈してウロウロ少しづつ遠くに足を伸ばすようになる。遠くまで行ってもGPSで確認し、決して呼んだりしてはいけない。 ※ この100m離れて捜索することが出来なければ、できるまで基礎訓練を繰り返し行う。この間、数ヵ月余計に時間が掛かっても猟犬として生活する時間からすると本の僅かな時間である。 【 基礎訓練の点描 】 ドンちゃんは、生後25日位から高さ20cm余りの産箱を超え、隣の部屋で一人寝していた。性格はサツマビーグルには珍しいフレンドリーで、物怖じしない。初めての山入はマリー号とのシカ猟に同行させた。身体が小さく初めての山なのでマリー号と一緒に放した。しかし、何とマリー号に付いて林道を降りて行ったのには驚いた。しかし、GPSマーカーを装着していなかったので何処でいるのか分からない。その内はぐれて泣くまで待ってみるが10分ほどしても何も聞こえない。マリー号はとGPS受信機を見ると林道下の谷を越え向山まで足を伸ばしている。まだシカを起こしていないので、帰れコールを20番空ケースで『ピッピッピー』と強く何度も吹くとマリー号は10分程で帰って来た。 ドンちゃんは・・・と暫く待って見たが帰ってこない。マリー号を車の輸送箱に戻し、GPS受信機でマリー号の軌道を辿って行く。林道を下り谷を渡り対面の杉山を登って行く。しかし、こんな急坂を山入初めてで小さいドンちゃんが登って行ったのか・・・等々を考えながらヒーヒーと息を切らせて登って行くと、なんとドンちゃんがマリーの後を追って下っていた。 これには何とも驚いた。この子犬は何なんだ!!!・・・凄い!!!。。。あの谷川をどのようにして渡ったのか等々を思いつつ、安心させてやろうと大声でドンちゃんを呼ぶも何と無視。結局、車まで一人で戻って行った。 度胸があり物怖じしない性格は承知していたが、喜んでばかりではいられない。それは目線を変えて考えると、鈍感とも言える。 普通であれば、先導犬や主人からはぐれれば寂し泣きをするものだが、途中で主人と会ったのにちらッと振り向いただけで、知らぬ顔でマリー号の後を追う子犬なんて、アメリカンビーグル37年、サツマビーグル8年、猟歴45年の小生であるが一度も見たことがない。 ドンちゃんの今後の課題は、20番空ケースでの「呼び戻し訓練」を徹底的に行う必要がある。セルフハンティングの危険性が示唆される。 〇基礎訓練中の写真 〇基礎訓練を行っている猟場全景 〇犬舎内での様子 また、来月お会いしましょう!。。。 良い訓練報告が出来るように頑張ります。 僕の訓練報告が、兄妹犬(7頭)の参考になれば幸いです・・・。 |
純血サツマビーグルのドンちゃん訓練記 第2話
Posted on February 1, 2018 at 3:07 AM |
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皆さん・・・お元気ですか?。。。四国徳島は、南国とは思えない最低気温が氷点下の日も多く、毎日冷たく寒い日が続いています。 しかし、数々の防寒対策をしてもらい楽に暮らしています。中でも給餌を朝夕の2回に分けドックフードと同量の温水を掛けてもらいお茶漬け状態で食べると体も温まります。冬場は乾燥しているにも関わらず水が冷たいので飲みたがらず、脱水状態で血液循環が悪くなり、急激な寒さでショック死する犬も少なくないと言われおります。皆さんの愛犬にも是非お勧めします。因みに温水は一回に約500cc(ドックフードも500cc)です。 さて話を戻します。僕は2月7日で生後5ヵ月になります。現在は、以下の通りです(ご主人評価)。 ○体重:早朝測定(空腹時)で10kg(標準的な大きさ)。 ○体型:父親のアサ号の様に足は長くなく、母親のマレ号に似たバセットタイプ。 ○性格:明るくフレンドリーで物怖じしない(6ヵ月頃から警戒心が芽生えてくる) ○飼育管理:まだウンチをどこにでもする。エサの食いは抜群に良い。 〇歩様:外見はバセットタイプで鈍い感がするが動きは軽快である(格言=重くて軽し) ※ 生後3ヵ月までは後肢が「ハの字」に少し曲がっていたが、早歩きの散歩で完治。 ●欠点・・・大きくなるにつれ自然に治ると思われる。 ・給餌の際に大声で啼く。 ・なんでも噛んで破壊する。 ・尻癖が悪い。 ・誰にでも喜んで良く飛びつく。 ◎相対的な評価・・・アサ号とマレ号の中間的な体躯になってほしいが、現時点での成長ぶりはやや想定外である。頭骨はよく発達し、耳は低く位置し大きく長く垂れている。胴長で四肢はやや短い。全体的に骨太でガッチリし性格は明るく物怖じしない。 ペットとしては最高の体躯で、公園の散歩では小さい子供達のアイドルとなっている。 先月から基礎訓練が始まっていますので、兄妹犬のためにも分かりやすく、できない場合の対策についても説明します。尚、訓練で分からないときは何時でも電話をして頂ければ丁寧にお答えします。メールでの質問には応じかねますのでよろしくお願いします。 基礎訓練は以下の通りです。尚、この原稿は別のウエブサイトのブログ「狩猟犬サツマビーグルのつぶやき」に記載したものです。 ●第一段階=基礎訓練(生後4ヵ月~6か月) ①他犬や他人と接しても仲良くできるコミュニケーション力を学習をする。 ※ 犬や人の出入りが多い公園等で散歩させ、来園者と仲良くする。最初は尻尾を下げて警戒するが何日も通うことにより尻尾が上がり、顔見知りの犬や人に尻尾を振って歓迎するようになれば合格。 ⇒ 合格しました。 ②車に乗せる学習をする。 ※ 最初は10分程乗車することからスタートし、最終的には未舗装の林道で60分余り乗車させて酔わなければ(嘔吐やヨダレ)合格。 ⇒ 合格しました。 ③林道に連れて行き遊ばせる。 ※ 最初は尻尾を下げて警戒しオドオドするが、訓練者は腰を下ろして「ヨシヨシ」と頭を撫でてやり、心配しなくて良いことを教える。何日も通うことにより尻尾も上がり、走ったり小枝を噛んだりしてじゃれる様になると合格。 ④山歩きを学習する。 ※ 最初は何時もの林道からゆるいのり面を探して訓練者が先に下りたり上がったりする。子犬が下りたり上ったり出来ずにキャンキャン鳴く場合は、レベルが高いので優しい場所で再訓練する。そして段々と傾斜がキツイのり面を訓練者の後に付いてこれれば合格。訓練は、上るより下りる方が恐怖心が強くなるので時間をかけて、訓練犬自らが勇気を出して自主的に行動できれば合格。 ※ 訓練のポイントは、訓練犬と目線を合わさずに知らぬ顔をして、訓練犬が付いてくるまで何時までも待ってやること。声をかけても行けない。甘えは禁物!。 ⑤谷川を渡る学習をする。 ※ 最初は、少し水が流れ深くない谷から始め、段々と水量も多く深い谷へ進展させ、訓練者に付いてこれれば合格。 ※ 訓練は、谷の上り下り、左右の横断を行う。この訓練が最も訓練者の忍耐が要求される。林道の上り下りの要領で、訓練犬が勇気を出して自主的に行動するまで知らぬ顔をして待ってやること。声を出して勇気付けたりしないこと。変な学習をさせればそれが癖となり、自分が出来なければ「キャンキャン・ウォーン」と泣き叫んだりする犬になり回収に手間取る犬になる。 基礎訓練の極意は、訓練犬を信じ「あせらず」「いそがず」「さわがず」の精神で、気長に訓練犬の自主性に任せた訓練を行う。いくら困っても訓練者(主人)は絶対に助けてはくれないことを教える。そして訓練犬が付いてくる(帰って来る)まで訓練者は待っていてくれるという安心感を植え付けること。 ⑥応用編を行い仕上がりを確認する。 ※ ゆっくりと林道から降り、水が流れる谷筋を下って行き、谷を横切り、対岸の谷筋を登って林道に戻る。途中何かの臭いに反応(鼻を地面に付けて必要に臭いを嗅ぎ尻尾を振る又は高鼻で鼻をクンクンしている等)して足を伸ばして捜索しだしたら、訓練犬が納得して帰ってくるまで待ってやる。そして最終的に訓練者から100m程離れて捜索が出来るようになれば合格。 ※ 主人から離れて捜索できない犬には、訓練犬が足元に帰ってきても「知らぬ顔」をして動かないようにする。訓練犬は何時までも訓練者が動かなければ退屈してウロウロ少しづつ遠くに足を伸ばすようになる。遠くまで行ってもGPSで確認し、決して呼んだりしてはいけない。 ※ この100m離れて捜索することが出来なければ、できるまで基礎訓練を繰り返し行う。この間、数ヵ月余計に時間が掛かっても猟犬として生活する時間からすると本の僅かな時間である。 この基礎訓練は、第二段階の「山入訓練」の際に、単犬訓練の他、先導犬に付けて訓練する場合にも「山歩き」が十分できるため仕上がりが早く、帰りの良い猟犬になります。 ご主人様は、子犬を我々先住犬に付けて絶対に訓練しません。先導犬に付けることは、単に先導犬のまねごとをしているのであって真の実力ではないことは、訓練犬から先導犬を外して単犬で山入させれば良く分かります。また、先導犬の猟芸(実力)や悪い癖(セルフハンティング等)も全てまねるので犬選びが重要となります。 訓練犬には訓練犬の性格や資質が全て異なることから、時間を掛けて幾らしんどくても訓練犬を信じて基礎訓練をしています。このため種牡や台牝として3年余り山に入れなくても猟芸は落ちたりしません。それはハク号やアキ号で実証済です。 現在は②までの基礎訓練を終えています。 今月中旬から③の「林道に連れて行き遊ばせる」から順次訓練を行います。しかし、行き成り行かずに休耕田を利用し、自由に遊んでいます。そして山の傾斜を想定し、ご主人様が岸の上り下りする後を付いて行ってます。岸の段差は段々と高くして、今は傾斜が緩い場合は2m余りまで付いていけます。 僕は性格が明るく物怖じしないタイプなので、先輩犬がなかなかできなかった急な下坂でも付いていきます。これにはご主人様も驚いております。今までで一番だそうです・・・。 また、山のブッシュ(萱場やシダ)を想定し、水田の後に生えた二番穂が生えているところにも連れて行ってもらい、ご主人様が歩いた後を付いて行ってます。穂の高さは僕の背丈ほどありますが、毎日の遊びで大分慣れ、ご主人様が中々早く歩かないので、退屈して30m程遠くまで走って行ったり戻ったりしています。約30分で訓練は終了です。まだまだやりたいと思うのですが綱に繋がれ帰宅します。ご主人が僕を呼ぶのは帰宅する時だけで、岸を上り下りしても僕と目を合わさず知らぬ顔です。もっと遊びたいのですが帰ると大好きな食事ですので、ご主人様の呼びには忠実は従っています。僕の性格を見過ごした実に上手い訓練をします。 人間も、保育所、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学と言うように、各段階をクリアーしていくのと我々猟犬の訓練も同じです。家で8ヵ月ぐらいまで繋ぎっぱなしで行き成り先導犬に付けて山入訓練をすると言うことは、保育所、幼稚園、小学校、中学校を飛ばして高校に行くようなもので、授業も全く分からず付いていけないのと同じです。それを「仕事をしない」「猟欲がない」・・・等々と言う吾人がおられるが、仮に先導犬に付いていけてもそれは単なる「まねごと」又は「カンニング」であり、真の実力ではない。先導犬を外してテストすれば実力で無いことは一目瞭然てある。 少し諄くなりましたので解説を止めますが、とにかく訓練犬の自主性に任せ、自然にステップアップしていくと真の実力犬が誕生します。 「コツコツが勝つコツ」を座右の銘に基礎訓練に励んでいきましょう!。 目標=生後10ヵ月までに単独でシカを30分余り追い鳴きできる。 今日はこの辺で・・・・失礼します。 尚、車酔いが中々治らないオーナー様は、ご主人様に遠慮なく相談するか、「サツマビーグルのマリーちゃん訓練記」を再読してください。マリー号は車酔いを克服するのに、この段階で2ヵ月もかかりましたが『あせらず、いそがず、さわがず』の訓練三則を守り、今では立派なシカ猟犬として頑張っています。 以下、近況の僕の写真を紹介します。 写真① 運動場でのんびり日向ぼっこをしている様子 手前が僕(ドン)、右後側がマリー号、左後側がリリー号。 写真② 鎖で繋いだシカの後ろ足を噛んで遊んでいる様子 訓練しているのではありません。なんでも噛んで壊してしまうので、堪り兼ねたご主人がシカの後ろ足を運動場に備え付けてくれました。毎日昼まで噛ましてくれますが、硬くてなかなか食べれません・・・(笑)。 写真③ 毎日の散歩コースで何かクンクンしている様子 ご主人は、散歩の時はけっして綱を離してくれません。それは、猫の糞や他犬の糞を匂ったり舐めたりした場合は「ダメ」と言って、引き綱を強く引き叱るためです。 糞以外のクンクンは、僕が諦めるまで待ってくれます。 クンクンしても良いものと悪いものがやっと分かってきました。 糞を舐めたり食べたりすると寄生虫や色んな感染病が体に入り病気になるのを防ぐためです。これは、山入訓練を開始しても役に立ちます。 写真④ 山歩きを想定し休耕田や二番穂が残る水田で遊んでいる様子 行き成り山歩きをしないで、見慣れた水田や少し荒れた休耕田で自由に遊んでいます。 この訓練は僕が飽きない30分ほどで切り上げています。だらだらとしていると「つまらない」と思い、水田に連れて行っても直ぐに道路に飛び出して行ったり、セルフハンティングをするようになり、呼んでも面白くないのでご主人の元には戻りません。この様なことをする場合は、引き綱を付けたままで水田に入り、一からやり直します。 主人と一緒に行動することを学習します。これも山入訓練に入った時に非常に役に立ちます。主人と一緒に行動することが単独猟の基本となります。 僕も良い訓練報告が出来るように頑張ります。 また、来月お会いしましょう!。。。 |
純血サツマビーグルのオーナー通信 第10報
Posted on December 2, 2017 at 1:42 AM |
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本日は、日本国内で現存する唯一の純血小型サツマビーグルのチコ号のオーナー様高知県H氏より、今猟期初めての便りが届きましたので紹介します。 チコ号の発見ニュース並びに系統等については「当犬舎の活動報告(トピックス)」に記載し公開しているので、興味がある方はご覧頂きたい。当時のアクセス数は1日で1000件を超える反響があった。 体高は38cm、体重は14kgとアメリカンビーグルとほぼ同じサイズである。強いて違うところ上げれば、耳が長く大きい、尻癖が良い、従順で温和、猟野での帰りが良い等である。 10月18日に鹿児島より空輸で当犬舎に到着。数日後一緒に来た犬達と一緒に「分譲犬の紹介」に『非売犬』と記載し本犬を紹介した。しかし、全国の老ハンターから『もう年で余り歩けないので帰りの良いサツマビーグルでのんびりとウサギ猟をしたいので是非に譲渡してほしい・・・』と言う電話やメールが後を絶たず、1週間ぐらいは睡眠不足になったことを覚えている。 さて、前置きはこの位にして高知県のオーナー様F氏を紹介する。氏宅には既にシローの直娘「ハナ号」が行っている。犬の系統や飼育にはかなりの見識と拘りを持っておられ、一度志しを持つととことん突き進む土佐高知の「いごっそう」男子である。奥様も何度も来舎され、非常に上品で大人しい方であるが、心はシッカリとした土佐高知の「はちきん」女子と見受けられる。ご夫婦は教職の仕事に付かれていましたが現在は定年退職されている。 チコ号は、当犬舎で約3週間飼育したが、物静かで大人しく、尻癖は完璧で清潔感を好み、毎朝夕の散歩が大好きな女の子であった。チコが送犬されるに当たり、鹿児島から送って来た写真から色々な事を想定していたが、写真よりずっと素晴らしい体躯と非常に小さいのに驚いた。これがサツマビーグルの小型なのか・・・と心が躍った。是非ともこの犬を後世に残してやりたいと決意。また、前オーナーは約50年間ウサギ猟一筋でやってこられ82才で現役を引退した老ハンターでもある。氏が最後まで残して飼っていたのがチコ号である。早くチコ号の猟芸が見たいと考え、1日も早くチコ号に小生を信頼してもらうように大事に飼育し、約10日程で散歩でも尻尾をピンと伸ばして歩く様になったので主人として認めてくれたと判断した。そして翌日単犬で昔良く通ったノウサギ猟場に連れて行き放犬した。老ハンターが自分に合わせて仕込んだせいか、小生の前方20m程をゆっくりと前進し、絶えず後ろを見て主人が付いて来ているか確認をする。そして「ホイホイ」と声を掛けてやるとまた少しずつ前進して行く。この間、当犬舎の犬の様に高鼻を使うのではなく、地面すれすれに鼻を付けで臭いを取って進んでいる。やはりノウサギ猟犬はこの様な落ち着いた捜索をしないと起しには繋がらない。シカやイノシシは現地ではいなかったので知らないと言っていたが・・・。約1時間程山入れしたが全くウサギの反応はなかった。翌日も違う場所に入れてみたが臭いは全くなかった。その夜鹿児島の師匠にチコ号の猟芸に付いて聞くと、捜索は小生が話した内容と同じだが、臭いが濃くなると動きが一変し前鳴きから起しへと進展し、約60分程追跡すれば一旦は主人の元に帰って来る・・・と説明を受けた。仕事をしないのでは?と疑った小生の見分を恥じた次第である(笑)。 その後も山に入れるが反応なし。しかし、ある日遂にシカを発見し少し追い鳴きしたのを見て、このままだとシカ猟犬になってしまうと難儀していた。そこにタイミングよくオーナー様から電話があり、事情を話すと『是非私に飼わせて下さい!、高知にはまだノウサギは居ます・・・」と執拗に懇願されたが、当犬舎の貴重な台牝なので譲渡は出来ない旨をお伝えした。しかし、その後も度々電話やメールを貰う。流石にオーナー様は土佐高知のいごっそう。一旦こうと決めたことは絶対に諦めないのである(笑)。幕末維新の立役者で英雄の「坂本龍馬」を彷彿させる土佐弁で熱く語られると、小生も遂に情熱に屈し譲渡を快諾した次第である。可愛い奥様を手に入れたのも小生と同様と推察するが?・・・(笑) オーナー様は、奥様とご一緒に11月8日にチコ号を迎えに来られた。その後3週間ほどチコ号とのコミュニケーションを図り、12月1日に初めて山入りした様だ。 放犬後暫くしてノウサギに着臭し、前鳴きの後すぐに起して追い鳴きとなり、約30余りの追跡で今年初のノウサギをゲット。 当日の猟芸については聞いてないが、チコ号も大変だったと思う。ご主人も変わり、薩摩弁から土佐弁に、しかも猟場の条件は鹿児島と高知では全く異なる。この様な環境下で初めて猟場に行き、ノウサキをご主人様の元に追跡し、会心のショットで初猟果に導いたことは心より「おめでとう!ご苦労さん!」と褒めてやりたい。 今猟期のオーナー様の安全とチコ号の活躍とを心より祈念しています。 写真① 12月1日の初猟で見事にノウサギをゲットし、喜ぶチコ号とオーナー様 写真撮影は奥様です。チコ号が噛み噛みするのでピントが合わずに大変!・・・。 写真② 当犬舎に来た翌日のチコ号 物静かで大人しく見えますが、警戒心全開で小生を疑っている様です(笑) 写真では身体はガッチリして大きく見えますが、他のサツマビーグルと比べるとかなり小さい。良く鍛えられた筋肉質の素晴らしい身体をしている。 |
狩猟犬サツマビーグルのリリーちゃん訓練記 第1話
Posted on September 6, 2017 at 1:13 AM |
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私の名は、純血サツマビーグルの『リリー』と言います。 先ず私の紹介からさせて頂きます。生まれは鹿児島県です。父親はギン号、母親は亡き名シカ・イノシシ猟犬のリュウ号直娘のベル号です。生後6ヶ月で徳島にやって来ました。 実は私・・・、本来なら青森県のオーナー様の下に行く予定でしたが、猛暑にて2区間以上の空輸が中止となったことから、急遽ANA便で鹿児島空港から大阪伊丹空港に送られてきました。そして空輸が再開される10月まで当犬舎(徳島)でお世話になることになっていました。しかし、ご主人が私の素晴らしい性格と体躯に着目し、青森のオーナー様に電話し、是非当犬舎で飼育させてほしい旨を懇願したところ、ブリーダーがそこまでおっしゃる素晴らしい犬ならば私が飼うより是非サツマビーグルの保存に役立てて下さいと快諾を頂き、当犬舎でお世話になることになりました。運命を感じます・・・。 このコーナーは、今まで「アキ号」「マリー号」が一人前のシカ猟犬になるまでの訓練の様子が紹介され、今では立派なシカ猟犬になっていると聞きます。 私は大きなプレッシャーを感じていますが、先輩犬に負けないよう訓練に励みますので応援程よろしくお願いします。また、お便りもお願いしますね。 私の記事が兄妹犬等の訓練の参考になれば嬉しいです・・・。 徳島に7月27日にやって来て、1ヶ月余りになります。鹿児島にも10頭程のサツマビーグルがいましたが、当犬舎も大家族でみんな優しい先輩犬ばかりで直ぐに意気投合しました。本来、サツマビーグルは警戒心が強く、主人や同僚犬と仲良くするまでには少し時間が掛かるらしいですが、私はアメリカンビーグルの様なフレンドリーな性格でご主人様も驚いておられます。 さて前置きが長くなりましたが、9月に入り四国徳島は朝夕はとっても涼しく過ごしよいです。そこで昨日、先輩のマリー号と一緒に徳島の猟場に初めて行って来ました。 朝6時に犬舎を出て山には約40分ほどで到着しました。この山は、先日ご主人様が愛車ハーレーで山間ツーリングの途中で村人(85才の元猟師)から教えてもらった場所らしいです。今はシカが多く獲る者も居なくなって農林業への被害も多く、是非獲ってほしいと頼まれ、林道や山道等も詳しく教えてもらったらしいです。 早速、車から降ろされGPSマーカーを首に装着し放犬されました。久しぶりの山入りでとても嬉しく100mダッシュ・・・。続いてマリー号も放犬されると2頭で追っかけっこです(想像にお任せ・・・笑)。約30分余りでマリー号が追っかけっこをしなくなり、何か臭いを取りながら林道を下へ下へと急ぎ早に降りて行くようなので、遅れてはならぬと私も付いて行きました。そして谷から上山に全速力で駆け上がっていくと、何と大声を出してどんどん山奥に走って行きます。私は何が何だか分からないままに遅れまいと一生懸命マリー号の後に付いて行きましたが岩山で見失い、暫くマリー号の足跡をクンクンするも臭いは取れず、30分程探しましたが分からず、独りぼっちで怖くなり思わず『ご主人様はどこですか~?』とウォ~ンと大きな声で叫びましたが反応なし・・・。益々寂しくなりワンワンと連続で鳴きを試みましたがこれも反応なし・・・。これは困ったと思っていたら、何とマリー号がシカを追ってワンワン鳴いて来ましたので、これぞとばかりに猛ダッシュでマリー号に合流し、その後20分余りシカを追跡し、ご主人様が待つ林道をシカが横切ったところでマリー号は回収され、訓練終了となりました。山は23℃前後で涼しいのですが、走ると汗だくで息が止まりそうでした。ご主人に谷川に連れて行ってもらい、腹いっぱいお水を飲みました。 ご主人は、腰を下ろして『リリー偉いぞ!』と言いながら優しく頭をナデナデしてくれました。しかし、体力の無さに痛感・・・。今後は、焦らず急がずしっかりと基礎訓練に励んで参ります。 では、今日はこの辺で失礼します・・・。次回の報告を楽しみに待っていて下さいね!。 以下、今日の訓練の様子を写真で紹介します。 写真① 放犬後マリー号と100mダッシュと追いかけっこをしている私・・・ 毛色が白っぽいのがマリー号、黒班が多いのが私(リリー)です。 写真② マリー号がシカを追跡しているのに遅れまいと付いて行く私・・・ もう運動不足でヘトヘトとです。。。 写真③ マリー号のシカ追跡に付いて行けず疲れて座り込む私・・・ 休憩しているところをご主人に見つかりました。。。 写真④ 杉林の中に出来たシカの通い道(獣道) この様子だとこの山のシカ生息密度は相当に高いと推測されます。 【訓練ポイント】 私は、鹿児島では5才になる名ウサギ猟犬のチコ号と一緒に山入りしていました。 今日は初めての山の下見と私達ちの運動を兼ねて山入りしました。 これからは、基礎訓練を徹底的に行うようになります。 今日の動きを見て山歩きは合格点を貰いました。今後は、山で逸れた場合にも自分の足臭を辿って帰って来ることや空レースでの呼び戻等を学習します。 猟期が始まるまでには足手まといにならないようにしっかりと基礎訓練に励みます。 ご主人様の希望としては、シカ猟犬は沢山いるので、私はノウサギ猟犬にしたいらしく、10月になると鹿児島からチコ号が先導犬としてやって来るらしいです。チコ号は足が速くないので大好きです(笑)。 |
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